ストラスベリー X マドモアゼル・モーリス

マドモアゼル・モーリス・コレクションは2017年11月30日に、strathberry.comにローンチしました。人と自然の共鳴にインスパイヤされたアーティスティックなコラボレーションによって誕生した個数限定コレクションは、マドモアゼル・モーリスの作品に登場するカラフルな折り紙の鳥をモチーフとし、革素材を折り紙のように手で折って作られた鳥をあしらっています。
ストラスベリーはフランスのストリートスタイル・アーティストであるマドモアゼル・モーリスのマルセイユのスタジオを訪問し、彼女の制作の現場を探訪しました。



マドモアゼル・モーリス インタビュー
あなたが折り紙に夢中になったのはなぜですか?
私は一年間日本に滞在するチャンスに恵まれ、そこで折り紙に出会いました、それが折り紙に傾倒するきっかけでした。運悪く、私は2011年の東日本大震災で地震、津波、原発事故に巻き込まれてしまいました。フランスに帰国した後、多くのメッセージを発した後、原子力に対して考えることを提唱するために都市を表すカラフルな色と日本の工芸をモチーフとした作品制作をしました。私は100話の折り鶴とさだ子の物語に多くのインスピレーションを得ました。全ては日本から来ているんです。
あなたをインスパイヤするものは何ですか?
私にインスピレーションをくれるものは自然です、自然にある全てが私にインスピレーションをくれるんです。飛翔する鳥、魚、そして全て自然界に存在する色、花、日の出…そうしたものです。
あなたにとって虹が重要なモチーフなのは、どうしてですか?
私にとって虹はとても重要なモチーフなんです、なぜならそれは空に現れる自然現象で、私にはそれがハーモニーや共生、私たちが違う色を持った同じ人間だというメッセージに思えるからです。ネルソン・マンデラは「レインボーネイション」について語り、グリーンピースのレインボー・ウォリアーはレインボーカラーを使い、LGBTの権利を訴える運動にもレインボーカラーが使われています、平和とハーモニーの象徴なんです。
あなたの作品は戸外に展示される事が多いですね。なぜ戸外で制作する事が大切なのですか?
私は外で制作をするのが大好きなんです、なぜなら私は街に色と、ほんの少しの詩情を持ち込む事が好きなんです。そして人に触れる、会話をし、私がなぜ街に色味を持ち込みたいのかを説明する好き。外で制作をすることは、美術館や博物館を訪れる人のためだけじゃない、通りに全ての人のためのミュージアムをオープンするようなものなのです。
ストラスベリーのどこに魅力を感じましたか?
ストラスベリーに魅力を感じたのは、小さな家族のような雰囲気の小さな会社であること、人間らしさを感じることは私にとても重要なのです。そしてスコットランド生まれの、ヨーロッパのブランドであること。全て、スペインで生産されているんです。そしてバッグの品質です、本当に良いデザイン、本当に現代的でかつ手作りだという点です。
(普段制作している)壁ではなく、バッグに制作する上でのポジティブな面と難しい面はなんでしたか?
ストラスベリーのハンドバッグの上にデザインする際、多くのチャレンジがありました。よかった事は折り紙の新しい見せ方を発見したことで、皮で折り紙を作ったり、刺繍の技術を使って描くことはとても興味深い経験になりました。ストラスベリーとのコラボレーションを私はとても楽しみました、ストラスベリーはアーティストとしての私と私が使う色を尊重してくれました、それだけでなく形やグラフィックデザインもです、一個人としてストラスベリーチームと仕事をすることは素晴らしい経験でした。
コラボが実現したきっかけは?
コラボレーションは、私がパリで発表した120メートルの壁のインスタレーションがきっかけで始まりました、ストラスベリー社がそのインスタレーションを背景に写真撮影してくれたのが誇らしかったので、お礼の手紙を書いたんです。その後何度かメッセージのやり取りをした後、私にコラボレーションの話を持ちかけてくれました。
コラボレーションで需要な事はなんですか?
このコラボレーションで重要な事は、たくさんの色をハンドバッグに使う事です。なぜかというと、多くの人が日常生活で同じ色を着がちで、その多くが黒やグレー。私は日々の暮らしには色が費用だと思っています。なので、ストラスベリーとのコラボレーションで制作したバッグには多くの色を使い、もっとカラフルな服を着るように提唱しているんです、精神的にも良いことだからです。



