• Stories
  • ストラスベリーの故郷を訪ねて

ストラスベリーの故郷を訪ねて

今月初め、ストラスベリーチームが本拠地スコットランドからスペインのウブリケ(Ubrique)に到着 しましたウブリケは静かな山脈に囲まれた絵のように美しい町。ストラスベリーのバッグはこの地に長年伝わる職人技によって手作りされています。

ウブリケは何世紀にもわたって、世界で最も尊敬されている高級ブランドに手作業で仕立てられた美しい革製品を供給してきました。ストラスベリーチームは、世界中から訪れた5人の編集者を伴い、この魅惑的な町を訪問。私たちのバッグの1つ1つに込められた細心の技とディテールへのこだわりについて再発見しました。

このワークショップの舞台裏を、ストラスベリーのお客様限定でご紹介します。

ストラスベリーのコレクションはすべてスコットランドのエディンバラ本社最上階のアトリエでデザインされています。実際にバッグが製造されるのは、エディンバラから2,000マイル離れたアンダルシア。そこでストラスベリーのバッグは命を吹き込まれ、愛され、一生使える一品に作り上げられるのです。

2000年代初頭、ストラスベリー創業者のリーアン&ガイ・ハンドルビー夫妻が家族を連れこの地に引き寄せられるように訪問。リーアンとガイは何世代にもわたって受け継がれてきた技術と、職人の無限の知識に感銘を受け、自分達のバッグブランドを始める事を思い付きます。ハンドルビー夫妻はアトリエの優れた職人と協力し、丁寧に手作りされた紙やサルパの模型を高級レザー製品に仕上げました。

ストラスベリーチームの旅の最初の目的地はウブリケの工房。生産マネージャーのエヴァと工場マネージャーのフアン・アントニアが工房を案内。エヴァは元エディンバラ在住、フアン・アントニアの父親は元工房の運営担当でした。チームは象徴的なスタイルの革のパターンを手でカットする工程や、職人がパタ・デ・カブラ(スペインの象徴的な道具、私たちのシグネチャー スタイルの成形と作成に使用)を扱うまでの全工程を見学しました。

ストラスベリーとこの工房との関係は、10年以上前に創業者のガイとリーアンが子供たちとスペインを訪問した際に工房のオーナーと出会った 頃にさかのぼります。信頼と、美しく仕立てられた革製品に対する共通の情熱をベースに、長年かけてパートナーシップを作り上げてきました。ストラスベリーの工房の職人は、エディンバラ本社を拠点とするチームと密に連携し合い、連携して世界中にバッグを発信しています。

ウブリケにいる間、私たちはこの地域のもう一つの特産物オリーブ オイルの農園「ラ・ オーガニック(La Organic)」を訪問、オリーブ オイル作りの過程に触れました。

チームの旅の最後の目的地は「ピエル博物館(Museum de la Piel)」、この地域の経済と文化の発展の基本的な柱である皮革の美しさを理解するために不可欠な博物館です。ストラスベリーは、すべてのアイテムに使用している皮革の品質に誇りを持っています。そのため、ウブリケのコミュニティへのサポートを示す意味でも、訪れるべき重要な場所だと感じました。ウブリケ訪問は、ストラスベリーのチームにとって非常に特別な時間でした。バッグを一点一点長く愛せる友人のようなアイテムに仕上げるために注がれる愛情と配慮に触れる旅となりました。ストラスベリーのクラフトマンシップを深く理解し、バッグが家族の一員のように愛着を持って使ってもらえる事を願っています。

 

Related Stories

products

登場モザイク・ナノ - 今シーズンマストなバッグ

もっと読む
products

新登場ストラスベリー・モノグラム

もっと読む